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the Emperor

2014.04.21 (Mon)

ドラネコPieの 戯れ言 綴りで、the Emperorに触れるのはtabooでございましょうが、少しだけお許しくださいませ。
ちょっと昔に(「昔々」ではPieがかわいそうでしょ?)、学生の時に書いたレポート風に。けっこう、こういうこと書くのスキでした。


戦争が始まってすぐの1942年に、USは、日本との闘いに勝利すると確信し、日本の占領について調査研究を行ない、日本の暴走の原因は、Cultの「神道」にあるということになりまして、戦後はthe Emperor SYSTEMを止めさせる、となったとのこと。(これ、どこに書いてあったのか忘れましたが、たぶん、前知事のお書きになったものの中に)

The EmperorがGodではないことは世界の常識。Princess Mさまもそのあたりの世界常識はよ~くご存じで、1946年お正月の「人間宣言」もございますから、宮廷全体で真実は共有されていると思い込んでいたはずです。外務省自体が、EmperorをGodとするのは日本の風習で、英国王室を参考に説明しているのですから。

ところが、明治の大帝を模範とする先代Emperorは神事をマジメに全うし、どうやらその過程で神々の血統を信じておいでのようで、後を継いだEmperorご夫婦もGodの血を意識し、Princess Mさまにとりましてはまことに奇々怪々。Princessの目から見れば、おつきの女房たちなんてまさに頭の中まで石のようになってしまったCultの巫女。まるでオウムの居城に連れ込まれたようなご気分だったのでは?


このようなお話をさせていただいたのは、やっぱり『ヤプー』に関して。
クララが竹取物語について記憶違いをして「カイザーはじめ日本の男性たちに難題を出して」ってありまして、ここでは「天皇」が誤り。雲の上の存在である天皇には、難題は出されておりません。それをわざわざ『ヤプー』が注をつけて指摘しているのは、「天皇」を表示するのはまずいけど、ここはクララの記憶間違いとすることで表面上問題を回避し、Emperorも含むヤプーとしたかったから?(第一章発端)
そしてクララは「妾、天上界に属する女性だからね」って。
つまり
  天上界(天皇より上)
  女性(男性より上)
  白人(有色人種より上)
ってことになるわけで、やっぱり天皇制について戦争体験を引きずりながら自嘲気味に、とはいえ共産主義的な見方を否定し、欲望の虜としての人間の原点そのものに還り、社会制度としての日本の未開性を斜めから見ていた、原体験としての欧米の暮らしから白人の知性を讃仰していた、ということになるのでは?

『ヤプー』は、まるでビックリ箱。
ボスは、これを読んでるのかしら?
読んでないわね。ミシマに興味ないようでしたから。でも、The Emperor Systemに冷ややかなのは同じ?


The Emperor Systemは、これからどうなるのでしょう?
100年後くらいに「Japan」が一地方を表すことばになったときでも、まだEmperorでいるおつもりかしら?
最後はどうなるの?

いつか、「最後のEmperor」がひとり二重橋を渡り、「Long Good Bye」って振り返るときがくるのでしょうね。
200年後くらい?
もっと早いかも。

日本国の象徴も、日本語も、国際化の大波に洗われて消滅する日がくる?
いつなのでしょうね。



23:39  |  Seabird, see the world!  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

切り落とす!

2014.04.21 (Mon)

奴隷にするために、PenisとBallsとを切り落とす、って
凄いことする、、、。

中国の宮刑も似たようなものでしょうけど。
『蒼穹の昴』でも。

女性の場合は、花筒を縫い合わせる
とか
杭を打ち込んで
って?

『ヤプー』のリンは、去勢鞍に捕まって、切り落とされる
こんなことって、、、
滅茶苦茶痛いでしょうし、しかもオトコとして最大の屈辱。



お友達のお友達の、そのまたお友達に、女性になるために切り落としたい、ってひとがいまして、お酒のせいもありまして、
「ど~して八百屋やうどん屋ののおばちゃんになりたいの?」
って思わず口に出て、すっごく嫌われました。
本人サマは、貴婦人になるつもりだったらしい。
ふん、そんなに甘くないわよ。


そういう系統のお話ではありませんで、女性の奴隷に堕とされるにあたって男性が去勢される、っていうお話。
Penisをじわりと時間をかけて切り落とす、、、!!

紐できつく縛ったら、血行障害で落ちてくるかしら?
それにしても、中国の宮廷では実際にやっていたんですものね。中国は奥が深い、、、って、あらためて感心いたしました。

21:58  |  えっ,こんなことを?!  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

1956年

2014.04.21 (Mon)

『家畜人ヤプー』
1956年。朝鮮戦争が終わり、アジアにとって厳しい時代。

そのようなときに
そのようなときだからこそ
このような形で?

男と女
社会
風習

奴隷制度
貴族制度
Pax Americana
民族
戦争
勝者と敗者

心の奥底にある征服と被征服の願望

天皇制への批判もあるような、、、少々自虐的な形で?
ジャパン ヤポン
二重橋の上で白馬に跨がる貴公子
アメリカから見れば、どう考えてもカルト。「バンザイ」って?


う~ん、『ヤプー』以前と『ヤプー』以降で、世界観が変わってしまうようで
帰りに、第二巻を探したのですが購入できず、
でも第一巻を読み返すのも面白そう、、、。

この文体をpedanticと言ってはいけないと思う。
微細なことに拘りひけらかす、という意図なんてなく、こう書かないと気持ち悪い、という優れた感性をそのままに書いた、といった感じで。

「沼」氏にとっては、かくあるべし、なのでしょうね。
自然に
自由に



それにしても、わたくしは、土曜日から頭の中がグルグルと回り
このままヤプーの引力圏内にとどまると危険、って、何となくそのような気もいたします。


石ノ森章太郎
三島由紀夫
澁澤龍彦
そのような、歴史の中に煌めくお名前があがるのも頷けます。

すごい、、、

日本の右翼がこの書を攻撃したそうですが、日本の神話批判はともかく、天皇制という共同幻想の根幹を日本人の精神構造から問い直し、従属するカイカンや抑圧のカイカン、などを斜めから下から見ているようで、これはすごい、、、って。

『家畜人ヤプー』がふつ~の本屋さんに置いてないのは、正しい選択ね。





20:57  |  Seabird, see the world!  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

ヤプーの世界

2014.04.21 (Mon)

世界認識が変わってしまう、、、YAPOONの威力ね。今は、頭の中が混乱して、ゴチャゴチャ。

hih122

ハイヒールは?
オンナがオトコの所有物であることを示す聖具?
それとも
オンナがオトコを隷従させるときの聖器?


よ~く考えてみますと
わたくし、SEXで満足させていただいたあとで、口移しにブランディを彼に飲ませてあげたことが幾度もありました。
これは?
女王様が奴隷に対するご褒美という意味が隠されていたのかも、、、
性器にKissさせてあげたのも「ご褒美」かしら?

昨夜は、わたくしが上。
で?
オシッコを飲ませることはしなかったのですが、トイレにいき、オシッコの後を舌で綺麗にさせてあげました。
ポイントは、眼を隠す、ということね。アイマスクをさせて、奴隷犬としてご奉仕。
夫婦でSMするときは、目が合うのを避けたほうがいいように思います。どうしても非日常の世界に日常が紛れ込んでしまいますから。

YAPOOのとおり、わたくしが正座した彼のお顔の上に腰を押しつけるようにして。
「舌で」
って。

すっごいアブノーマルの世界。
もう、Love Juiceがあふれてしまって、キャ~~の次元に!
舌は、作法通り前から後ろにAnusまで。


わたくし、たぶん新しい扉を開いてしまいました。


でも、不思議なのは、Sだけじゃない。Mのわたくしもいる。
浣腸されるの、イヤじゃない!
むしろ、スキ。
縛られるのも。

どう整理していいのかわかりませんが、でも、オトコを奴隷調教する悦びは、確かに魅力的。

これをアブノーマルとみるか、SEXの形と見るか。
ヤプーを巡って三島由紀夫も混乱していたみたいですけど、どうなのかしら?


前知事の『ペルソナ』では、そこのところの本質はわかってないように思いますけど。ステキな奥様に恵まれて、生涯を純愛でお過ごしになり、アブノーマルの世界に足を踏み込む余裕がなかった、ってことかしら?

それとも、もっともっと奥まで?
太宰・川端・三島
ですものね。
深淵をのぞき込んだおひとり?

いいえ、奥様とおふたりで?

うちは、鬼嫁ですもの。
夫は、罠にかかった獲物。生け捕りにしたのですから、好きなように料理をさせていただくわ。

まずは、「オシッコ」の命令から。

07:54  |  これも愛! これこそ愛!  |  Trackback(0)  |  Comment(0)
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