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SEXにおける唯物論的考察?

2014.11.27 (Thu)

カマキリのお話。

メスのカマキリは、いつも、いつもおなかをすかせておりまして、動くものなら何でも食べようとするのだそうです。オスのカマキリも、前から求愛すると食べられてしまうため、後ろから強引にアタック!
マウントしている最中も、メスノカマキリはオスを食べようとしてカマを振り上げてもがき、もしそのとき、捕まえられたら?
オスは、頭を囓られてしまう!
でも!!
オスは、頭を囓られながらレイプし続ける!
(カマキリのPenisは、能で制御されていない??)

すごい!
と、稲垣栄洋『身近な虫たちの華麗な生き方』pp.182-186

SEXのあと、オスは必ずメスに食べられるのでしょうか?
素早く逃げるオスもいるようでございまして、「あなたの愛は、その程度なの!」ってメスは怒るのかしら?
誰だって、生きたまま食べられるのはイヤですものね。

それにしても、パートナーを食べてしまうなんて、カマキリ族はよく滅亡せずここまで生きてきた、と驚きます。
蚊のメスは3~4回くらい出産。パートナーは、たぶん違っている?
その方が、多様性があって環境に適応できる可能性が高いように思います。人間族も、少子化を打開するのであれば、カマキリ方式より蚊方式、あるいはメスだけでDNAをバトンタッチできるアリマキ方式がいいように思います。
アリアキは、福岡伸一『できそこないの男たち』pp.168-186
アリマキは越冬の時だけ、オスを必要としている、とか、、、こちらもスゴイ!

SEXって、どんな高邁な哲学者でも飲み込めるほど奥が深い?
07:51  |  Seabird, see the world!  |  Trackback(0)  |  Comment(0)
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