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政局は

2011.08.12 (Fri)

政局は,野田氏をトップに選び増税路線。岡田・前原両氏も受諾。増税については,自民党も賛成のようです。そもそも経済界の重鎮が増税を促していますから,まあ当然なのかしら?
政治資金規正法では,とくに罪はない小沢氏が「世論」に潰されて,やたらにきな臭い菅氏は食い逃げ。民主党は瓦解し,次は政界再編成。

中国は,日本のことを十数年続く世界一の赤字大国とはっきり言っています。中国との信頼関係を築くためにも増税+5%は当然なのでしょうね。中国は日本の没落を望んでいません。

アジアが,混乱していて,大老たちは金(GOLD)に換えています。おじいちゃんたちは,戦争体験があるから(太平洋戦争・朝鮮戦争・ベトナム戦争・中台紛争など)機敏に動きます。たぶん,彼らの感覚は正しいのでしょう。港へ退避するのが賢明。

中国は,これから数年で危険水域に入るという観測もあるようです。経済格差が厳しく,毛沢東時代を懐かしむ地方のリーダーたちは,「改革」に賛成しています。その「改革」が世代間で解釈に違いがあり,そのずれこそがコントロールのきかない中国版ジャスミン・レボリューションを再燃させる,とも。中国メディアの日本叩きは,本来の矛先が一党独裁の現政府にあり,8/15を政府が抑えれば抑えるほど火がつくという構造。

華僑とユダヤはゆるやかに共存共栄を目指していますから,中国の執行部は進路選択が難しいでしょう。軍閥が跋扈しているようですし,ビジネスの世界は嵐になってしまうかも。

小さな企業は生き残りをかけた挑戦が続きます。

シンガポールはとくに敏感に反応しています。ここは,国としての存続が危ぶまれていたのに,今ではマレーシアが羨むほどのお金持ち。周辺諸国との賃金格差は10倍以上あるはず。実質的には中国華僑の活躍ですが,それだけに本国中国の混乱は国の存続にかかわる重大事。シンガポールはアメリカ寄りを選択するしかないでしょう。

このあたりの分析が,エコノミストとしての能力が問われるところですね。
22:55  |  Seabird, see the world!  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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