Secret LOVE！

夏の暑い夜には？

桐生操『世界エロス大全』
ひえ～、の世界。
こんなことが！
と思いつつ、、、

マルタン・モネスティエ『死刑全書』もお薦めの一冊。
でも、『エロス大全』は、「エロス」と銘打つだけのことはあり、どのページもエロス。最初から全力疾走。
桐生操サマは、ヴァレリーのいう「強力な頭脳」そのものね。体力知力感性、すべて超一流。

『世界エロス大全』は、文春文庫のために書き下ろされたもののようで、画像が少なく残念。
絵は大切。

桐生操というペンネームの由来は？
昔、高貴なおうちでは女の子が生まれると「桐」を植え、お嫁に行くとき、その桐でタンスを作ってお嫁入り道具にしたとか。そんな良家の、操を守ってきた貴種が、そっと禁断の歴史をのぞき見る、という趣向？

ペンネームの由来を調べてみましょう。
堤さんは早くに亡くなっているのね。おふたりが力を合わせれば、さらに大きなお仕事をなさったはず。本当に残念。

巻末の参考資料の数々。すごいコレクション。
さすがソルボンヌ。
掲載されている書の、少なくとも50倍くらいは持っている？
それにくわえて、「まっとうな」書もお持ちでしょうから、それはもう凄い冊数。

すごい！

もしかして、性具もお持ちなのでは？
　　オッパイを拷問にかけるお道具
　　Vaginaをこじあける淫靡な開口器。
　　Anusを貫く太くて巨大なバイブ
　　首輪
　　鎖
使われたことは？
　　操
と、お名前にも刻んでいるくらいですから
　　貞操帯
は？
鍵をかけられたご経験、あるのかしら？

もしかして、書いているとき、はめられている？
まさか、、、でも、この文体は？
自分のボディで味わい、歓び、さらに広く、奥深くへ、、、もしかして？

そんなことを思わせるのも魅力的。

Pieは？
さあ、どっちかしら？

今？
あん、つらい、、、はずして！
イヤよ、オンにしないで！
ああん

って。
ウソ。