Secret LOVE！

彼女、おそらう台風の夜に後ろ脚を失い、それからパパに出会い、SEXして、パパをいただき
そして
秋の寒い夜をひとりぼっちで

巣につかまり、一生を
蜘蛛って、隠れるところがなく
　風にさらされ
　こころも凍るような冷たい雨に打たれ続け
　ボロボロになって、獲物を捕らえることができなくなった巣にぶら下がり続け

なんだか、他人事とは思えなくて
　お見かけすると、あ～、よかった！　まだ、お元気そうで
って、ご挨拶を

こんなに過酷な環境の中で逞しく

悪の夜、冷たい雨が
彼女は、ずっと一人ぼっちで

あなたのママは、どのようになさったのか存じませんが
あなたのママのママは、パパをお召し上がりになって、その遺骸の殻だけがずっと風に揺られて


そのそばで、あなたのママのママは、お子さんをお腹に包み込み
冷たい風や雨に耐え

そして、いま、あなたが



もしかして
手や足を失って？

巣もボロボロで、新しい獲物がかかることもなく
お腹すいたでしょ？
Pieが、ご馳走してあげましょうか？



秋の青い空を泳ぐように
ステキな秋の日
太陽の光が眩しく



明日の朝は、寒いらしい
長い夜が、また

あと少し
子供たちを産み落とせば楽になる、、、

それまでは、運命の糸にしがみつき

秋の冷たい雨
長い夜をひとりぼっちで

曇り空
空につかまり

もう少し
タマゴを抱いて

彼女の作った巣は、雨風に汚れ、切れ切れに
もう、虫を捕獲する能力を失い



最後のときを、じっと待ち

お腹の中には、子供たちが、、、

あなたのママは、あちらの薄のところにおうちを作り、そしてあなたたちを生み
ママのママは、こちらの木の梢とPieが立てた棒の間に。

もちろん、その棒は、雪の降る日までそのままに

あなたのおうちも糸が切れないように、そっと見ていてあげる。
　寒い？
　あなたのママも、冷たい雨の降る日は身を小さくして、糸にぶら下がっていた

そろそろお別れ？
いつか、そっと手を離し、地面に

その日まで
明日、暖かい日差しが燦燦と

雨の降る日は、雨に濡れ
風の吹く日は、風に舞い

秋の風が冷たくなり
夜は、寒く、さびしく

その手を巣から離すのはいつ？

まだ

でも、やがて

ああん
もっと真芯を！

違います！
そこじゃなくて、ここ！


　



て、お花の声が聞こえてきそう、、、

周辺ばっかり
意地悪なミツバチさま！

菊芋のお花
このアピール力は凄い！



そして
花芯が、あまりに野生的で

欲しくて欲しくて、欲しい～～～！！！

って言う感じで

？？？
そんなふうに見えるのは、Pieが発情しかかっているから？

だって、もう
爆食い
そして、次に来る波は、、、
あ～～ん、Penis！！

貫かれたい！！

野に咲く花で、もしかしたら、あなたが一番美しい？
　白いスカート
　花芯を黄色く彩り



こんなにたくさんの花びら。

どうぞ、恋人に愛されますように！

わたくし、あなたのママを知っていまして、ママのママも！
毎年ここで巣を作り、
パパを食べてしまい、氷雨の降る夜、身を細くして逆さにぶら下がり
冷たい風の中を一人

あなたのママも、こうやって秋の日を過ごし、寒い夜、地面に落ちて
あなたのママのママも

あなたも、次の次の次くらいの冷たい雨に夜に、ひとりそっと手を巣から離し
お子さんたちは、春になったらきっと元気に

巣を作りやすいように、また木の棒を立てておきます。
どうぞ、安心して

あなたたちは、こうして何万年も。




あなたのおつくりになった巣は、台風にも耐え
多くの獲物を捕らえ、すばらしい罠でした。

Pieは、いつもそっと見てました。
一生懸命に生きるあなたに、どうぞ秋の暖かくて穏やかな一日を！